富山県立高校入試 理科|植物の生殖と遺伝

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【富山県立高校入試・理科対策】植物の生殖と遺伝

富山県立高校入試の理科では、観察図や交配結果をもとに、基本用語、理由説明、遺伝の規則性を組み合わせて考える問題が出題されます。この記事では、エンドウの花と種子の形を題材に、条件を整理して答える練習をします。

この記事では、実際の過去問をそのまま掲載するのではなく、過去数年分の出題傾向をもとに、当塾が独自に作成した予想問題・類題を紹介しています。

問題

エンドウの花のつくりと種子の形の遺伝について調べた。図1はエンドウの花の断面を模式的に表したもので、Pは受粉後にさやになる部分を示している。

図1の説明

Pはめしべの根元のふくらんだ部分で、受粉後に成長してさやになる部分である。

問1 図1のPの名称を書きなさい。

問2 花粉が柱頭につくことを何というか。また、このことが起こると何が始まるかを、「花粉管」という語句を使って簡単に説明しなさい。

次に、エンドウの種子の形について調べた。丸形の純系としわ形の純系をかけ合わせたところ、子はすべて丸形になった。種子の形を決める遺伝子を、丸形をA、しわ形をaとして考える。

親の組み合わせ 子の種子の形
丸形の純系 × しわ形の純系 すべて丸形

問3 次の1、2についてはア〜エから、それぞれ正しいものを1つずつ選びなさい。また、3については正しい形質を語句で答えなさい。

  1. 生殖細胞ができるときに行われる特別な細胞分裂
  2. 上の表の子の遺伝子の組み合わせ
  3. この形質で優性の形質
記号 内容
体細胞分裂
減数分裂
AA
Aa

問4 問3でできた子を自家受粉させたところ、160個の種子ができた。丸形としわ形が理論上3:1で現れるとすると、しわ形の種子は何個と考えられるか。

問5 丸形の種子から育てた10個体をそれぞれ自家受粉させたところ、7個体では子がすべて丸形になり、3個体では丸形としわ形が約3:1で現れた。この10個体のうち、遺伝子の組み合わせがAAの個体とAaの個体の数の比を、もっとも簡単な整数比で書きなさい。

解答

答え
問1子房
問2受粉。花粉から花粉管がのび、精細胞が胚珠へ向かって移動し始める。
問31:イ 2:エ 3:丸形
問440個
問5AA:Aa=7:3

解説

問1は、図のPがめしべの根元のふくらんだ部分なので、子房です。子房は受粉後に成長して果実になり、その中の胚珠は種子になります。

問2は、花粉が柱頭につくことを受粉といいます。受粉後、花粉から花粉管がのび、精細胞が胚珠へ向かう流れを説明できればよいです。

問3は、生殖細胞ができるときの分裂が減数分裂です。丸形の純系はAA、しわ形の純系はaaなので、子はAaになります。子がすべて丸形であることから、丸形が優性です。

問4は、Aaどうしの自家受粉では丸形:しわ形=3:1です。全体160個のうち、しわ形は4分の1なので、160÷4=40個です。

問5は、自家受粉で子がすべて丸形になる丸形個体はAA、丸形としわ形が約3:1で現れる丸形個体はAaです。したがって、AA:Aa=7:3です。

学習ポイント

  • 花の断面図では、子房・胚珠・柱頭の位置関係を確認する。
  • 遺伝では、「親の遺伝子」「子の遺伝子」「現れる形質」を分けて整理する。
  • 丸形:しわ形=3:1のような比は、個数に直す練習をしておく。

※本記事は、過去問分析をもとに当塾が作成した学習用コンテンツです。出題傾向の分析・整理にはAIも活用しています。

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