【富山県立高校入試・理科対策】地震・天気・火山・天体
富山県立高校入試の理科では、観測データ、天気図、模式図から根拠を読み取り、現象の原因や変化を説明する問題が出題されます。この記事では、地震、天気、火山、天体をまとめて確認します。
この記事では、実際の過去問をそのまま掲載するのではなく、過去数年分の出題傾向をもとに、当塾が独自に作成した予想問題・類題を紹介しています。
■ 問題
地震の観測
ある地震について、観測点A〜Cで初期微動継続時間を調べた。
| 観測点 | A | B | C |
|---|---|---|---|
| 震源からの距離 km | 60 | 90 | 120 |
| 初期微動継続時間 秒 | 6 | 9 | 12 |
- 地震のゆれの大きさを表す尺度を何というか。
- 初期微動継続時間が15秒の地点は、震源から何km離れていると考えられるか。
- 震源からの距離が大きくなると、初期微動継続時間はどのように変化するか。
天気と湿度
山を越えて空気が移動するとき、風上側で雲ができやすく、風下側では乾いた空気になることがある。次の表は、ある地点の気温と湿度の変化を表す。
| 時刻 | 9時 | 12時 | 15時 |
|---|---|---|---|
| 気温 ℃ | 18 | 22 | 26 |
| 湿度 % | 86 | 70 | 48 |
- 冷たく湿った性質をもつ気団として適切なものを、ア シベリア気団、イ 小笠原気団、ウ オホーツク海気団 から選びなさい。
- 空気が山の斜面に沿って上昇すると雲ができやすい理由を、「気温」「露点」という語を使って説明しなさい。
- 表の9時から15時にかけて、湿度はどのように変化しているか。
火山と岩石
火山灰を観察したところ、白っぽい鉱物が多く、火山岩には小さな結晶とまわりの細かい部分が見られた。
- 火山岩に見られる、小さな結晶と石基からなるつくりを何というか。
- 白っぽい鉱物が多いマグマは、ねばりけが大きい、小さいのどちらか。
- ねばりけが大きいマグマでは、火山の形はどのようになりやすいか。ア 傾斜がゆるやか、イ 傾斜が急、ウ 平ら から選びなさい。
- 軽石に多数の穴がある理由を、「気体」という語を使って説明しなさい。
天体の見え方
同じ地点で、太陽の南中高度を季節ごとに調べたところ、次の表になった。
| 季節 | 春分 | 夏至 | 秋分 | 冬至 |
|---|---|---|---|---|
| 南中高度 | 55° | 78° | 55° | 32° |
- 太陽や星が東から西へ動いて見える主な原因を、ア 地球の自転、イ 地球の公転、ウ 月の公転 から選びなさい。
- 表から、昼の長さが最も長いと考えられる季節を答えなさい。
- 春分と秋分で南中高度が同じになる理由として適切なものを、ア 地軸の傾きと太陽光の当たり方が同じ関係になるから、イ 地球が自転しないから、ウ 月が見えないから から選びなさい。
■ 解答
地震の観測
- 震度
- 150km
- 長くなる
天気と湿度
- ウ
- 空気が上昇して気温が下がり、露点に達すると水蒸気が水滴になって雲ができるため。
- 低くなる
火山と岩石
- 斑状組織
- 大きい
- イ
- マグマに含まれていた気体が抜けたあとが残ったため。
天体の見え方
- ア
- 夏至
- ア
■ 解説
震度は、ある地点でのゆれの大きさを表します。表では初期微動継続時間1秒あたり震源から10kmに対応しているので、15秒では150kmです。
空気が上昇すると気温が下がり、露点に達すると水蒸気が水滴になって雲ができます。表では湿度が86%から48%へ下がっています。
火山岩の斑状組織は、大きめの結晶と石基からなります。白っぽい鉱物が多いマグマはねばりけが大きく、傾斜が急な火山になりやすいです。軽石の穴は、気体が抜けたあとです。
太陽や星の日周運動は地球の自転によって起こります。南中高度が最も高い夏至は、昼の長さも最も長くなります。
■ 学習ポイント
- 地震は、初期微動継続時間と震源距離の比例関係を使う。
- 天気は、気温・湿度・露点・空気の上昇をつなげて説明する。
- 火山は、マグマのねばりけ、岩石のつくり、火山の形を対応させる。
- 天体は、日周運動と年周変化を区別する。
※本記事は、過去問分析をもとに当塾が作成した学習用コンテンツです。出題傾向の分析・整理にはAIも活用しています。

