【富山県立高校入試・理科対策】植物・遺伝・からだのはたらき
富山県立高校入試の理科では、観察図や実験結果をもとに、用語・しくみ・理由を整理して答える問題がよく見られます。この記事では、植物のつくり、遺伝、からだのはたらきを組み合わせて確認します。
この記事では、実際の過去問をそのまま掲載するのではなく、過去数年分の出題傾向をもとに、当塾が独自に作成した予想問題・類題を紹介しています。
■ 問題
植物の花と遺伝
エンドウの花を観察し、花粉がめしべについた後の変化について考えた。また、丸形の種子をつくる純系と、しわ形の種子をつくる純系を交配した。丸形をつくる遺伝子をA、しわ形をつくる遺伝子をaとする。
- 図のPの名称を答えなさい。
- 「花粉が」「めしべ」を使って、受粉とはどのようなことか説明しなさい。
- 生殖細胞ができるときに行われる分裂を、ア 体細胞分裂、イ 減数分裂 から選びなさい。
- 純系の丸形AAと純系のしわ形aaを交配してできる子の遺伝子型を、ア AA、イ Aa、ウ aa から選びなさい。
- 問4でできた子を自家受粉させ、600個の種子ができた。Aaの遺伝子型をもつ種子は何個と考えられるか答えなさい。
からだのはたらき
次の模式図は、ヒトのからだの一部を表している。Aは肺、Bは肝臓、Cは小腸、Dは腎臓を表す。
- アンモニアが変えられてでき、血液によって腎臓に運ばれる物質の名称を答えなさい。
- 食物の養分が多く吸収される器官を、A〜Dから選びなさい。
- 尿素などの不要物を血液からこし出す器官を、A〜Dから選びなさい。
- 肺胞が多数あることは、気体の交換にどのように役立つか。「表面積」という語を使って説明しなさい。
■ 解答
植物の花と遺伝
- 子房
- 花粉がめしべの先につくこと。
- イ
- イ
- 300個
からだのはたらき
- 尿素
- C
- D
- 肺胞が多数あることで表面積が大きくなり、酸素と二酸化炭素を効率よく交換できる。
■ 解説
花のPは、受精後に果実になる部分である子房です。受粉は、花粉がめしべの先につくことを表します。
生殖細胞ができるときは減数分裂が行われます。AAとaaを交配すると、子はすべてAaになります。Aaどうしを自家受粉させると、遺伝子型の比はAA:Aa:aa=1:2:1なので、600個のうちAaは600×1/2=300個です。
アンモニアは肝臓で尿素に変えられ、腎臓で血液中からこし出されます。小腸では養分が吸収されます。肺胞は数が多いほど表面積が大きくなり、気体交換がしやすくなります。
■ 学習ポイント
- 植物のつくりは、図のラベルと受精後の変化をセットで確認する。
- 遺伝は、親の遺伝子型から子の比を表にして考える。
- 人体は、器官名だけでなく「何をする器官か」まで説明できるようにする。
※本記事は、過去問分析をもとに当塾が作成した学習用コンテンツです。出題傾向の分析・整理にはAIも活用しています。

